イーターNYは18日、「ニューヨーク市で最高のラーメン店23軒」をリストアップした。その内からいくつかを紹介しよう。

「Jin Ramen(3183 Broadway)」 は、唐辛子オイルと黒にんにくがたっぷり入った豚骨スープの激辛 Spicy tonkotsu が人気。「Totto Ramen(248 E. 52nd St.)」 のオススメは、鶏と豚の出汁、ちぢれ麺、激辛ラー油、アボカドのトッピングを添えた Chicken paitan ramen。東京スタイルの豚骨スープをベースに、店内で製麺した麺を使用する「Tonchin(13 W. 36th St.)」では、魚油とハマグリを加えた Smoked dashi ramen が不動の人気。
「E.A.K Ramen(469 6th Ave.)」の看板メニュー、The E.A.K. は豚と鶏を合わせたスープに、しっかりした太麺。ネギの代わりにホウレンソウが添えられている。一風堂よりもずっと前から営業しているイーストビレッジの老舗「Minca(536 E. 5th St.)」 では、太麺に辛みそスープの Tokyo tsukemen spicy miso を推す。トッピングを好みで追加できる。
「Afuri Ramen & Dumpling(61 N. 11th St.)」 のベジタリアン向けメニュー、Hazelnut tantanmen は太麺に椎茸、青菜、ヘーゼルナッツ入りの濃厚なみそスープが特徴だ。「Zutto(77 Hudson St.)」は最も古い居酒屋の1つで、ワンタンスープに似た Wonton chicken ramen は、日本のラーメンと元祖中国ラーメンのギャップをうまく埋めている。経営者でカリスマラーメン職人の中村栄利さんが店の地下で製麺する「Nakamura(172 Delancey St.)」 は、魚類を使わない珍しいXO醤を添えたビーガン向けのX.O. misoなど、新たなジャンルに挑戦している。
編集部のつぶやき「NYのラーメン文化」
NYラーメンの問題は一杯20ドル以上の値段。火付け役は2000年代前半に登場したイーストビレッジのMomofuku。前菜に鶏の唐揚げやらを出し、ラーメンはメインディッシュというスタイルを新しもの好きなニューヨーカーに定着させてしまった。後に日本から進出した一風堂などもこれに追随。麺がのびる〜と思うほど、おしゃべりしながら時間をかけて食べるNYラーメン文化。違和感が満載。(K.T.)
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