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ニューヨーク市を含む全米で今冬、ノロウイルスへの感染が増加している。市保健精神衛生局(DOH)によると、市で昨年10月24日〜12月24日の間に2300件の感染が確認され、1000件の感染が報告された前年同時期の2倍以上に達していた。シークレットNYCが10日、伝えた。

ノロウイルスは、感染者が手で触れるなどして汚染された食品、感染者の嘔吐や排便などで汚染された水、または感染者が手で触れることにより汚染された表面などを介して感染するのが最も一般的だ。感染者は、顕微鏡を使わなければ見えないほど小さな感染粒子を数十億個排出するが、非常に感染力が強く、ほんの数個の粒子で感染する。屋内に集まる機会が多い冬に感染が増加する傾向にある。胃や腸に炎症を引き起こすため、別名「お腹のウイルス」とも呼ばれる。症状は、下痢、吐き気、嘔吐、胃痛、発熱、頭痛、体の痛み、悪寒、疲労などで、あらゆる年齢層に影響を及ぼす。米疾病予防管理センター(CDC)は、症状が現れている間と回復初期に最も感染力が強く、症状が治まってからも2週間後までは感染の可能性があるとして注意を呼びかけている。
特効薬はないが、ほとんどの患者は、1〜3日で自然に回復する。下痢や嘔吐などの各症状の緩和には、薬を服用する。下痢や嘔吐により脱水症状を起こす可能性があるため、水分を十分に摂取することが推奨される。
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