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高病原性鳥インフルエンザの影響で、全米で卵の価格が高騰していることを受け、ニューヨーク市では、卵のバラ売りを始める店が出てきた。タイムアウトが18日、伝えた。

米農務省(USDA)の報告によれば、ウイルスの拡散を防ぐため、2024年12月だけで2300万羽以上のニワトリが殺処分された。大型の卵1ダースの平均価格は現在7.34ドルで、昨年から50%上昇している。ニューヨーク市では先週、生鳥市場7カ所でウイルスが検出されたため、ニューヨーク州のホークル知事はこれらの市場を一時閉鎖することを余儀なくされた。供給不足は加速し、全米の食料品店では、顧客が購入できる卵の数に制限を設け、レストランでは卵を使った料理に追加料金が加算されるようになった。
この状況を踏まえ市では、ニューヨーカーらしい対応をする店がでてきた。1ダースでは手の届かない卵をバラ売りすることで、顧客が気軽に卵を購入できるようにしたのだ。ブロンクスにあるパメラズ・グリーン・デリでは、1ダース入り12ドルの卵も店頭で販売しているが、3個入りを2.99ドルで販売している。ただ、ニューヨーク州法では、卵のサイズと個数、等級を明記したラベル付きパッケージでの販売が義務付けられている。それでも店主は、地域の住民のためにリスクを負うつもりだという。
編集部のつぶやき
グリーンマーケットの卵も大幅に値上がり。それでも1ダース10ドルの卵に朝から長蛇の列です。一度上がってしまった値段を下げるのはなかなか難しいと聞きます。このまま高値で定着するかもしれない…などと想像するだけで恐ろしいです。(A.K.)
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