市民権の面接に赴いたバーモント州で4月中旬、移民当局によって拘束、今月1日に釈放された永住権保持者でコロンビア大学の学生活動家、モフセン・マダウィさんがCBSニュースのインタビューに応じた。同ニュースが6日、伝えた。

マダウィさんは釈放直後、支持者グループの前でトランプ政権に対して「あなたたちを恐れていない」と演説。マダウィさんはインタビューでトランプ氏に対し直接演説した理由について聞かれ「彼らには威嚇の哲学、懲罰的な正義の思想がある。『あなたたちは好きなことができるが、私を黙らせることはできない』と伝えたかった」と答えた。
市民権を全て正しい方法で申請し、面接に出席し全ての質問に正直に答え、「アメリカの憲法を守り保護する用意があると誓った」にもかかわらず、拘束されたことは、「この国の憲法とプロセスに対する裏切り行為である」とマダウィさんは指摘する。マルコ・ルビオ国務長官が署名したマダウィさんの強制送還を求める書簡には、「マダウィは抗議行動において、親イスラエル派の傍観者に対して脅迫的な発言や威嚇行為を行った人物として特定されている」と記されている。
しかし、CBSニュースが入手した2023年11月のビデオでは、マダウィさんが、反ユダヤ主義的な発言をした抗議者を非難するために、「恥を知れ」と群衆を先導して唱和している様子が映っている。マダウィさんは「私たちの運動は正義のためのものであり、反ユダヤ主義は私たちの運動には全く無縁であることを明確に表明した」と述べている。「正義と平和を声高に主張してきた人物が、アメリカの政策を損なっているというのか。笑止千万だ」
マダウィさんは今後も抗議を続ける計画だ。「拘束されたとき私は怖くなかった。釈放されたときも怖くなかった。そして、自分の声を上げることに恐れはない」
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