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食品による健康被害は昨年、前年比の41%増。コンシューマーレポートもこの4月、食中毒やリコールを加味して2024年の「危険な食品」リストを発表した。連邦政府の予算と職員の削減で食品検査が手薄になる懸念がある中、消費者は自衛を余儀なくされている。USAトゥデーが19日、伝えた。

「危険な食品」リストのトップは「調理済みの肉類」。リステリア菌汚染でリコールされたボアズヘッドのデリミートの例が記憶に新しい。以下、「キュウリ」「生乳製品」「コティハまたはケソ・フレスコのチーズ」「卵」「タマネギ」「葉菜類」「オーガニックニンジン」「オーガニックバジリコ」「調理済み肉類」となっている。かといって、こうした食品を全く摂取しないというわけにはいかない。
これらの食品はむしろ安全性が高いと指摘するのはペンシルベニア州立大学食品化学学科の研究員、マーティン・バックナジさん。「問題のある工場は閉鎖され、安全性確保の対策が講じられるからだ」と説明する。
ジョージ・ワシントン大学の食品安全・栄養研究所マネージャー、ジャネット・バッファーさんは「消費者は食品のリスクを理解して、対応することが大切だ」とアドバイスする。 消費者の自衛策としては、「ていねいに洗浄する」「十分に加熱する。肉類は調理用温度計で内部温度を確認する」「頻繁に手を洗う」「調理用具を殺菌し清潔に保つ」「冷蔵庫などで食品を適切に保存する」「肉や魚のドリップで、他の食品に菌などが移らないように気をつける」など。詳細は米疫病予防管理センター(CDC)のリンクを参照。
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