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州の衛生基準上違法とされてきた、ボデガ(小型食料品店)キャットだが、ニューヨーク市で合法になる可能性が出てきた。ゴッサミストが13日、伝えた。

ボデガとは、コンビニエンスストアとデリを兼ねた数百平方フィートの小さな店で、街角に立地し、ニューヨーカーの生活に欠かせない存在。ネズミ捕り担当の“従業員”として猫を“雇う”店主が多く、お気に入りの猫と触れ合うためにボデガに買い物に行く猫好きニューヨーカーも多い。
ボデガで猫を飼育することを合法化する法案は今月下旬、キース・パワーズ市議会議員(民主)が提出する。ボデガキャット支援団体、ボデガ・キャット・ニューヨークの創設者、ダン・リマダさんが協力し法案を作成した。ワクチン接種、避妊・去勢手術、定期的な健康検査の遵守など一定の条件を満たした場合はボデガに猫の飼育を認めるよう求めている。
パワーズ氏は、同法案がボデガ店主が猫の“従業員”を正式に登録する手助けになると指摘。ボデガ店内を清潔に保ち、ネズミを駆除する役割を果たす点で、エリック・アダムス市長が掲げるネズミ駆除方針とも一致しており、さらに法案が罰金を回避する手助けになる可能性もあると主張している。

ボデガ・キャット・ニューヨークによると、ニューヨーク市内のボデガの約30〜40%が猫を飼育。パワーズ氏はNPR(公共ラジオ放送)に対し、「ボデガキャットはこの街の象徴であり、ボデガにとっても重要な存在」と述べ、自身のインスタグラムに次のように投稿している。「ボデガキャットがいないボデガなんて?冗談でしょう?」
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