今日も暑いニューヨーク。サウナのような地下鉄駅で待たされて、やっと来た地下鉄に乗ったはいいが、そこもまたサウナで、思わず他の車両に移動。
ニューヨークでは「あるある」な光景が、地下鉄1番線で突出していることが、ゴッサミストが情報公開請求を通じてニューヨーク都市交通局(MTA)から入手したデータから判明、同サイトが7日、伝えた。

ノースブロンクスからバッテリーパークまでの南北を各駅運行する1番線は、2020年から昨年7月中旬までの期間中、エアコンの故障に関する乗客からの苦情が2934件寄せられ、過去5年間で他のどの地下鉄路線よりも多かった。次に多かった6番線は大幅に少ない1152件、3位は3番線で906件、4位はQ線で403件、5位はA線で390件だった。最も苦情が少なかったのは、ロッカウェイパークシャトルの1件。主要路線では42ストリートシャトルが20件、L線が39件、M線が42件、7番線が53件だった。
データはまた、「最も暑い」地下鉄車両、つまり最も多く苦情を受けた車両も特定。最も苦情が多かった3つの路線のそれぞれが、1980年代に製造された最も古い地下鉄車両「R62」に依存していた。過去5年間にエアコンの故障が原因で285車両が運行から外され、そのうちの108車両は1、3、6番線で使用されていたモデルだった。地下鉄車両の整備士の間では、これらの車両に搭載されているエアコンの設計は古く、故障しやすいことでよく知られているという。
NYCトランジットの地下鉄担当シニア・バイス・プレジデントのビル・アマローサ・ジュニア氏は、苦情が昨年夏後半から減少傾向にあり、現在は、蒸し暑い地下鉄車両に乗ることは「極めて稀なこと」と釈明。MTAは、新たな資本計画を通じて今後数年間で老朽化した全ての車両を交換する計画だ。
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