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教育関連の調査で知られるプリンストンレビューが「学生が授業以外で最も勉強する大学ランキング」を発表、CNBCが8月21日、伝えた。同調査は学生の自己申告に基づいて作成された。

ランキングではアメリカの25校を紹介。上位には理工系を得意とする大学や、小規模ながら学業に専念できるリベラルアーツ・カレッジが多かった。特に注目されるのが、首位となったカリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)、通称カルテック(Caltech)だ。

◆ 1位のカルテックとは?
カルテックは理数系研究の拠点として世界的に著名な大学。カリキュラムの厳しさも群を抜いている。10週間の3学期制を採用し、1学期当たり平均45単位の履修を求められる。1単位は週1時間の講義と2時間の課題に換算されるため、学生は1講義につき週9時間の学習を求められる計算になる。このようにカリキュラムそのものが多大な勉強量を前提としていることから、ランキングの結果はさもありなんといった感じだ。
◆ リベラルアーツを重視する大学も
カルテック以外にも、マサチューセッツ工科大学(MIT)やプリンストン大学など、厳格な教育環境で知られる大学が上位に並んだ。また、リベラルアーツを重視する大学も複数ランクインし、必ずしもアイビーリーグのみが上位を独占していない点も興味深い。ランキングは学生の自己申告を基にしたものだが、大学ごとの学習文化や教育方針の違いを映し出す結果となっている。
大学選びにおいては知名度だけでなく、実際に学生がどれほど学業に時間を費やす環境が整っているかが重要となる。今回の調査は、教育の厳しさや学びの姿勢を重視する学生・保護者にとって有益な情報となるだろう。
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