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ニューヨーク州都市交通局(MTA)理事会は9月30日、来年1月から実施される運賃、料金、チケット制度の改定を承認した。

主な改定内容
【ニューヨーク市交通機関】
・地下鉄、路線バス、アクセス・ア・ライドの基本運賃は2.90ドルから3ドルに値上げ。割引運賃は1.45ドルから1.50ドルになる。
・7日以内に12回利用すると以降は無料となる「7日間自動上限制度」を恒久化。基本運賃の場合、1週間最大35ドル、割引利用者は最大17.50ドルで乗り放題。
・急行バスの基本運賃は、7ドルから7.25ドルに値上げ。割引運賃は3.50ドルから3.60ドルになる。
・急行バス利用者は、1週間で67ドルの上限を導入。地下鉄、ローカルバス、急行バスを無制限に利用可能。
・1回乗車券は3.25ドルから3.50ドルに値上げ。
・メトロカード廃止後(2026年後半予定)、新規OMNYカードの発行手数料は2ドル。
【ロングアイランド鉄道・メトロノース鉄道】
・定期券は最大4.5%、その他の切符は最大8%値上げ。
・シティチケットはピーク時7ドルから7.25ドル、オフピーク時は5ドルから5.25ドルに値上げ。ファーロッカウェイ行きも同様。
・都市圏内ゾーンの片道運賃はピーク時7.25ドル、オフピーク5.25ドルを上限に。
・ハドソン川西岸線については運賃据え置き。
・車内で購入する切符の追加料金は2ドル増。アプリ「TrainTime」で車内購入・有効化する場合も同額の追加料金。
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