知ってた？ 潤滑スプレー「WD-40」の便利な活用術10選、ドアのきしみ解消から掃除まで

潤滑スプレーとして知られるWD-40（Water Displacement, 40th Formula）。1953年にロケットの防錆用として開発されたのが始まりだ。現在では万能スプレーとして世界中の家庭で愛用され、ドアのきしみを直す他、掃除や修理、メンテナンスなど2000以上の用途がある。生活情報サイト、クレバーデュード（Clever Dude）が15日、暮らしに役立つWD-40の10の活用法を紹介した。

1）ドアや蝶番のきしみを即解消

金属部分の摩擦を軽減し、扉やキャビネット、自転車のペダル、窓枠などのきしみ音を瞬時に解消する。スプレー後に軽く拭き取れば、汚れも残らない。

2）シールやラベルの粘着跡を除去

瓶のラベルやノートPCのステッカーなど、頑固な粘着剤を分解。少量をスプレーし、30秒ほど置いてから拭き取る。

3）園芸工具の洗浄と保護

使用後にスプレーすることで湿気による腐食を防ぎ、汚れや樹液も落としやすくなる。冬季保管前のメンテナンスにも最適。

4）プラスチックやビニールのつやを復活

屋外家具や車のダッシュボードなど、色あせた表面に薄く塗布して拭き上げれば、自然な光沢を取り戻せる。

5）サビついたボルトやネジを緩める

スプレー後、数分間浸透させてからレンチを使用。自転車や屋外家具、配管修理にも有効だ。

6）壁のクレヨンやマーカー汚れを除去

子どもの落書きも簡単に除去できる。汚れに直接スプレーし、柔らかい布で拭き取れば塗装を傷めず元通りに。

7）除雪シャベルへの雪の付着を防止

シャベルや除雪機にスプレーしておくと雪が付きにくくなり、作業効率が向上する。車のホイールやブーツにも応用可能。

8）ステンレス家電の洗浄と保護

マイクロファイバークロスに少量をスプレーし、円を描くように拭き取ると、冷蔵庫やオーブンが新品同様に。指紋や油汚れを除去し、保護膜で再付着を防ぐ。

9）寒冷時のロック凍結防止

寒波前にドアや車の鍵穴にスプレーしておくと、水分を排除して凍結を防止できる。内部部品の潤滑にもなり、鍵の詰まりや破損を防ぐ。

10）ハサミの切れ味が復活

刃の根本部分に1滴垂らし、刃を数回開閉させると摩擦が減りスムーズに動く。サビ防止にも効果的。