2025年12月22日 NEWS DAILY CONTENTS お得情報 COMMUNITY

【保存版】年末年始のアメリカ、どこがオープンしている? クリスマス〜元日の最新営業ガイド

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アメリカでは年末年始にかけて、官公庁や商業施設の営業スケジュールが大きく変わる。特にクリスマスは連邦の祝日であり、多くの施設が休業となるため、事前の確認が重要だ。ここでは、官公庁・郵便局・銀行・ショッピングモール・スーパーマーケット・レストランを中心に、一般的な営業状況をまとめた。

12月25日は休業するショッピングモールも、翌26日には多くの買い物客でにぎわう

◆ 官公庁・政府機関

12月25日(クリスマス)および1月1日(元日)は、連邦の祝日のため、連邦政府機関、州・市の官公庁、裁判所、DMV(車両管理局)などは原則休業となる。

なお、12月24日(クリスマス・イブ)や12月31日(大晦日)は、通常営業または短縮営業となる場合が多く、機関ごとに対応が異なる。

◆ 郵便局(USPS)

12月25日(クリスマス):休業(郵便・小包の配達なし)

1月1日(元日):休業

12月24日・12月31日:通常営業または短縮営業

※FedEx、UPSなどの民間配送業者は、会社・サービス内容により営業状況が異なります。

◆ 銀行

アメリカの銀行は、連邦政府の祝日に準じて営業日が設定されており、年末年始は以下のような対応が一般的。

12月25日(クリスマス)
連邦の祝日のため、ほぼすべての銀行が休業する。
窓口業務は行われないが、ATMやオンラインバンキング、モバイルアプリは利用可能。

1月1日(元日)
同じく祝日のため、銀行窓口は休業となる。
ATM・オンラインサービスは通常どおり利用できる。

12月24日(クリスマス・イブ)/12月31日(大晦日)
多くの銀行は通常営業だが、支店によっては午後早めに閉店する場合がある。

なお、祝日は振込や小切手の処理が翌営業日扱いとなることがあるため、
年内に手続きが必要な場合は早めの対応が推奨される。

◆ ショッピングモール・大型小売店

12月25日(クリスマス):多くのショッピングモール、大型量販店(Target、Costco、Walmart) などは全日休業。

12月24日(クリスマス・イブ):通常営業だが、早めに閉店するケースが多い。

1月1日(元日):営業する店舗が多いが(Costcoは休業)、短縮営業の場合あり。

◆ スーパーマーケット

12月25日(クリスマス):多くのスーパーは休業。
※一部の24時間営業店や小規模店舗は営業する場合あり。

12月24日・12月31日:ほぼ通常営業だが、夕方以降に早めに閉店することが多い。

1月1日(元日):営業する店舗が多いが、営業時間は店舗ごとに異なる。

◆ レストラン

アメリカのレストランは、官公庁や銀行と異なり、店舗ごとに営業判断を行うのが一般的だ。
そのため、年末年始でも営業する店が多い一方、営業時間の変更には注意が必要だ。

12月25日(クリスマス)
個人経営のレストランは休業するケースが多いものの、チェーン系レストランやホテル内レストランは営業する店舗も多く見られてる。
ただし、営業時間を短縮する場合が一般的。

12月24日(クリスマス・イブ)
多くのレストランが営業するが、ディナータイムを早めに終了する店舗が増えてる。

12月31日(大晦日)
ほとんどのレストランが営業し、年越し向けの特別メニューやイベントを実施する店もある。

1月1日(元日)
営業する店舗と休業する店舗が分かれる。
特に午前中は休業し、ランチ以降から営業するケースも少なくない。

〈レストラン利用時の注意点〉
年末年始は、事前予約が必要な店舗が増えるほか、限定メニューのみの提供や、待ち時間が長くなる場合がある。来店前に公式サイトやSNS、電話での確認をおすすめしたい。

クリスマスや元日も営業するAMCなどの映画館は、ホリデーシーズンの定番スポットとなっている

◆ まとめ

アメリカでは、連邦の祝日であっても民間企業に休業義務はない。
そのため、同じチェーン店であっても、州や地域、店舗ごとに営業時間が異なる場合がある。

年末年始は通常とは異なる営業スケジュールとなる施設が多いため、外出や手続きの予定がある場合は、事前に公式サイトや店舗へ直接確認してから行動することをおすすめしたい。

文・写真/Miki Takeda

                       
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