2026年3月5日 NEWS DAILY CONTENTS

物価高のアメリカで “中流の生活” をするためには、年収いくら必要?

物価高が続くアメリカで「中流(ミドルクラス)」とされる年収はいくらなのか。金融情報サイトのスマートアセット(SmartAsset)は2026年の調査で、ピュー・リサーチ・センターの定義(地域の世帯年収中央値の3分の2~2倍)を使い、全50州と大都市100市の「中流の年収レンジ」を算出した。調査は米国勢調査局の2024年ACS(1年推計)の中央値を基にしており、居住地選びや転職時の給与交渉、家計の「適正ライン」を考える材料になる。

「中流」の体感は、住居費・保育料・医療費・通勤費などで大きく変わる。数字はあくまで目安として、家族構成に合わせて現実的に見直したい。写真はイメージ(photo: Unsplash / Land O’Lakes, Inc.)

州別では、マサチューセッツ州の「中流上限」が年20万9656ドルで最も高く(中央値10万4828ドル)、ニュージャージー(20万8588ドル、中央値10万4294ドル)、メリーランド(20万5810ドル、中央値10万2905ドル)、ハワイ(20万1490ドル、中央値10万745ドル)、カリフォルニア州(20万298ドル、中央値10万149ドル)が続く。ニューヨーク州は、上限が17万1640ドル、下限が5万7213ドル(中央値8万5820ドル)で全米で15番目。一方で、中流上限が最も低いのはミシシッピ州で11万8254ドル(中央値5万9127ドル)だった。

都市別では、カリフォルニア州サンノゼが下限9万8817ドル~上限29万6452ドルと突出。ニューヨーク近郊では、ニュージャージー州ジャージーシティが下限6万7167〜上限20万1502ドルで18番目にランクイン。都市部ほど「中流」の基準が上がる傾向にある。

「中流」という言葉に付随する期待には、住宅所有の達成、子育て、控えめな緊急資金や退職貯蓄の安心感、時折の贅沢や休暇などが含まれることが多い。

                       
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