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私立名門校の平均授業料が年間6万5000ドルに上るニューヨークでは、高所得世帯が部分的な学資援助を受けるケースが増えている。ニューヨーク・タイムズが3日、伝えた。

金融街にあるレマン・マンハッタン・プレパラトリー・スクールでは、同校に子どもが2人通い、年間所得が60万ドル以下の世帯のほか、子どもが3人通い、年間所得が80万ドル以下の世帯は、授業料(約6万7300ドル)の一部について学資援助が受けられる可能性がある。アッパー・イースト・サイドのダルトンスクールでは、年間所得が40万ドル、個人資産が低〜中程度で2人の子どもが同校に在籍している世帯は、6万4300ドルの授業料の半分近い援助を受けることが可能だ。
アッパー・イースト・サイドの女子校チャピンでは、6万5300ドルの授業料の援助を申請した世帯の平均年収は22万9400ドルだった。独立予算局のデータによれば、これだけの収入を得ている世帯は市全体の上位6%の富裕層に属する。アッパー・イースト・サイドの女子校ブレアリースクールでは、援助を受けている保護者の約75%が年収10万ドル以上だ。学資援助担当者や専門家は、学資援助を受けている高所得世帯について「制度を悪用していると考えるべきではない」と指摘。 市で複数の子どもを私立校に通わせるには、世帯収入が7桁近くなければ難しいという。
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