総合情報誌タイムアウトは8月6日、旅行会社イントレピッドトラベル(Intrepid Travel)と共同で実施した世界都市調査を基に、「Z世代に最適な都市ランキング」を発表した。各都市に住む30歳未満の回答を抽出した結果、東京が昨年首位のバンコクを抜き、世界1位に選ばれた。

日常の楽しさ、回答者全員が実感
調査では世界各地の都市住民数千人に、ナイトライフや文化、緑地、交通の利便性、友人のつくりやすさなどについて質問。東京では、調査に参加した30歳未満の回答者全員が「日常生活の中に喜びを感じる」と答え、対象都市で最も高い幸福度を記録した。歩きやすさや公共交通の利便性に加え、文化に触れやすい環境も高く評価された。夜の楽しみも豊富だ。リスニングバーやクラブだけでなく、深夜までオープンしているカラオケ、24時間営業の温浴施設、ボウリングや卓球などを一度に楽しめる屋内スポーツ施設が若者を引きつけている。ナイトライフについては89%が高く評価した。
一方、夜の娯楽を「手頃な価格」と答えた割合は33%にとどまった。東京は若者にとって「楽しく暮らせる街」ではあっても、必ずしも「安く暮らせる街」ではないようだ。
離れて気づく「東京の普通」
2位は、地域コミュニティーの評価が100%だったポルト(ポルトガル)、3位はレストラン部門で満点を得たメルボルン(オーストラリア)。4位には地下空間を利用したナイトライフが特徴のエディンバラ(イギリス)、5位には安全性や、新しく移り住んだ人を温かく迎える環境が評価された上海(中国)が入った。
日本国内では物価高や若者の生活不安が指摘される一方、今回の結果は、当たり前に思われがちな交通の便利さや文化の身近さ、多彩な夜の過ごし方が東京の大きな魅力であることを改めて示した。
















