買い物の後、ギフトカードに数ドルだけ残ってしまった。財布にしまったまま、使いそびれている人もいるのではないだろうか。ニューヨーク州では、対象となるギフトカードの残高が5ドル未満になった場合、利用者が申し出れば現金で受け取れる。州消費者保護局の案内や州法に定められている。

アメリカで販売されているさまざまなギフトカード(photo: Miki Takeda)

4ドル99セントは対象、5ドルちょうどは対象外

対象は、特定の店や同じブランドの系列店などで使えるギフトカードや商品券(一部例外あり)。残高が5ドル未満なら現金で受け取れるが、5ドルちょうどは対象外となる。例えば、買い物後に3ドル50セントが残ったら、店員に現金での払い戻しを申し出ることができる。自動的に返金されるわけではないため、こちらから伝える必要がある。

すべてのカードが対象ではない

VisaやMastercardなどのマークがあり、さまざまな店で使えるギフトカードは、現金払い戻しの対象外となる。また、キャンペーンなどで無料配布され、販促用であることと有効期限が表示されたカードも対象外だ。カードや包装に記載された利用条件を確認しておこう。他州ではルールが異なる場合もある。

有効期間は最低9年、古いカードは購入日を確認

このルールは2022年12月10日に施行された。州消費者保護局によると、同日以降にニューヨーク州内で購入した対象のギフトカードや商品券は、購入日から最低9年間使える。9年後に必ず使えなくなるわけではなく、有効期限のないカードもある。また、長期間使わなくても、管理手数料などで残高を減らすことは禁止されている。施行前に購入したカードはルールが異なるため、購入日や利用条件を確認しておこう。

困った時は州の消費者保護局へ

店に相談しても解決しない場合は、ニューヨーク州消費者保護局に相談できる。同局は、消費者と事業者の間に入り、解決を手助けしている。

年末の贈り物にも使われるギフトカード。財布や引き出しに、残高を使い切れずにしまったカードがないか、確認してみよう。

相談先
New York State Division of Consumer Protection
公式サイト
https://dos.ny.gov/consumer-protection