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ホークル知事、コロナ陽性反応
「今週は自宅待機、リモートで職務」

ニューヨーク州のホークル知事は8日、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たとツイートした。9日、ニューヨーク・タイムズが報じた。
8日の母の日は、州初の母親の知事としてこの日を祝う予定だったが、生後数週間になる孫娘に会いに行くというワシントンへの旅行も中止せざるを得なくなった。ホークル氏はツイートに「ワクチンとブースターを接種しているおかげで、無症状」と投稿。「今週は自宅待機をしてリモートで職務をこなす」と続けた。州議会は6月2日で会期が終了する。そのため5月は多くのスケジュールが立て込んでおり、休みは避けたい事情のようだ。
感染力の高いオミクロン株派生型「BA.2」の蔓延で、ニューヨーク州で過去2カ月、陽性反応者は増加の一途をたどる。ホークル氏が週末を過ごした州都オールバニでは、米疾病対策センター(CDC)が注意を促すほど感染拡大が顕著となっている。予算交渉の最終段階で、側近の多くがコロナに感染した。その時は免れたホークル氏もついに感染した。
著名な地元政治家の感染はホークル氏が初めてではなく、ニューヨーク市のアダムズ市長も4月に陽性反応が出ている。ホークル氏は「ワクチンとブースターを受けて欲しい。体調が悪ければ検査を。陽性反応が出れば、自宅で待機して欲しい」と付け加えている。
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