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NY市、学校給食のレベルアップへ
カリスマシェフの委員会発足


ニューヨーク市のアダムズ市長とバンクス教育局長は27日、カリスマシェフで構成する「ウェルネス・イン・ザ・スクール」(WITS)委員会を発足させると発表した。
この委員会は植物由来食品を使い、文化的背景も考慮したメニューを開発。教育局で働くシェフに実地訓練も施す。100種類を超える献立を考案し、今学期中に5区の公立校で試験的に提供。生徒や親からの反応をみて正式に採用するかどうかを決定するという。「子供の頃から、健康的で栄養価の高い食事を取ることが成功につながる」とアダムズ氏。「おいしい献立を作り出し、給食のレベルアップを図る」と続けた。バンクス氏も「栄養の摂取基準に沿い、我々の文化やコミュニティーを反映した給食にしたい」と話した。
委員長は有名シェフのレイチェル・レイ氏。料理やライフスタイルに焦点を当てたトークショーのホストとしても活躍しており、レシピ本も執筆している。その他、ケネス・コリンズ氏、リカルド・ディアス氏、アニタ・ロー氏、グレース・ラミレス氏などのシェフが参加。アフロ・ラテン系のビーガンレストラン「ゾル」のオーナーシェフ、アンソニー・ソラノ氏も加わっており、委員会は多彩なメンバーで構成されている。
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