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催涙スプレー携帯する女性増える
治安悪化のNY「持っているだけで安心」

昨夏から35.6%も重大犯罪が増加し、治安が悪化するニューヨーク市で、護身用の催涙スプレーを持ち歩く女性が増えている。ニューヨークポストが28日、報じた。
催涙スプレーをオンラインなどで購入し、ニューヨーク州の住所宛てに送るのは違法。ただ、市内で催涙スプレーを販売する店は減ってきており、垂涎のアイテムとなっている。ヘルズ・キッチンのエスコ薬局では、27ドルの催涙スプレーの売り上げが大幅に伸びている。購入するのは女性だけでなく、大切な女性のために定期的に購入する男性もいるという。従業員は「みんな怖がっている。世の中は狂っている」と嘆く。
ある女性(28)は、劇場を訪れた際、持ち込みが禁じられているという理由で、受け付けに預けるのを余儀なくされた。引き取りに行くと、30本以上の催涙スプレーが預けられていたという。
初デートに催涙スプレーを持参したブルックリン区の女性は、バーの入口で預けなければならない羽目になり、気まずい思いをしたという。以前住んでいたアパートで、押し込み強盗の被害にあったという女性は「使用したくはないが、持っているだけで少しの安心感が得られる」と、催涙スプレーを持ち歩いている。
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