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ペン・ステーションに、鮮やかなアート出現
世界各地の夕日、柱に描く


マンハッタン区のペン・ステーションに、このほど新たなアートがお目見えした。先住民族のシンボルに焦点を当てるとともに、世界各地の夕日を柱に描いた作品。通勤・通学者や観光客が足を止める姿が見られる。タイムアウトが9月30日、伝えた。
「アート・アット・アムトラック・パブリックアートシリーズ」の一環としてベールを脱いだ今回の作品。今夏に始まったシリーズは、数ヶ月ごとに変わる臨時展示会を通じて、ニューヨークエリアで活躍するアーティストによる現代美術を紹介している。
今回の作品群は、鮮やかな色彩をふんだんに使用しており、コンコース全体に明るい印象を与えている。キュレーターのデブラ・サイモン氏は「これらは単なる壁紙ではなく、何かを伝えるものだ」と強調。「彼らの作品はすぐに理解できる上、視覚的に魅力的だ。そして、その裏には意味が潜んでいる」と話す。
アーティスト集団「ゴーストオブドリーム」の作品は、ペン・ステーションを地球の中心に見立て、連続した水平線をアレンジ。メンバーの一員ローレン・ワス氏は「太陽は国境を越えて、世界中どこでも同じものを見ることができる」と、作品に込めた意図を解説する。ペン・ステーションの関係者は「地元アーティストの作品を展示できることは、非常に大きな意味を持つ」と指摘している。
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