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交差点の安全性、改善目標を達成
NY市、1200カ所で再設計やインフラ設置

ニューヨーク市のアダムズ市長は10月末、「年内に市内5区の危険な交差点千カ所以上で安全性の改善を図る」との目標を達成したと発表した。amニューヨークが報じた。市交通局は今年に入ってから、1200カ所の交差点で大規模な道路の再設計やインフラ設置を実施していた。
記者会見が行われた8アベニューでは、31~51丁目の自動車用車線を1本減らし、歩道を拡大。自転車専用レーンを奥に移動し、ポールで保護した。313カ所の交差点では、右左折車両を減速させるために、スピードバンプや支柱などのインフラを設置するか、道路の完全な再設計を行った。
ブルックリン区ダウンタウンのシャーマーホーン・ストリート、ブロンクス区ウェイクフィールドのホワイトプレーンズ・ロード、クイーンズ区ホワイトストーンの149丁目沿いには、保護された自転車専用レーンを新設。スタテン島サウスショアのハイラン・ブルーバードやブロンクスのリバーデール・アベニューなどでは、交通量を減らすために「ロードダイエット」を導入した。
500以上の交差点に、信号のタイミングにより歩行者が車よりも先に道路を横断できる「歩行者優先区間」が設けられた。340カ所の交差点には、全方向一時停止の標識が設置されている。アダムズ氏は、22年末までに1400カ所の交差点を改善するとした新たな目標を設定した。
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