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地下鉄の運行本数増便へ
12路線で運行間隔を短縮へ

MTAはこの夏から地下鉄12路線で運行本数を増便する。 忙しいニューヨーカーにとっては朗報だ。
まず7月から、G、J、M線で週末に増便。運行間隔を10〜11分から8〜9分に短縮する。
8月からは、C、N、R線で平日の本数を増やし、10分間隔から8分間隔にする。1番と6番線でも週末8分間隔から6分間隔に。
さらに、12月にはC、N、R線で平日夜の運行間隔を8分に縮める。G線でも昼間の間隔を8分にする。
最後に来年7月からはB、D、J、M線で平日の運行間隔を8分に詰め、3番線と5番線では週末10分間隔で運行する。
MTAはこうした増便のために最近成立した州予算から3500万ドルを確保。リーバー局長は「地下鉄の利用は回復しつつある。予算確保でコロナ後のサービス拡充が可能になった」と指摘した。
利用者支援団体「ライダーズ・アライアンス」のベッツィー・プラム代表は「公共交通機関に頼る数百万のニューヨーカーの生活が改善する」と歓迎。4万6000人が参加する運輸労組ニューヨーク支部100のリチャード・デイビス組合長も「利用者、経済、環境の全てにプラスになる」と支持を表明した。
3日の地下鉄利用者は2020年3月以来最多の402万人を記録した。ただし、コロナ前の水準には達していない。(3日、amニューヨーク)

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