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MTA、10月から無料バス運行
NY市内5区で各1路線ずつ

ニューヨーク市で10月から、各区1路線の無料バスが運行する。ニューヨーク州のホークル知事がこのほど発表した2024会計年度予算で明らかになった。
州都市交通局(MTA)の予算には、市で無料バス5路線を運行する試験的プログラムの資金1500万ドルが含まれており、市民をバスシステムに呼び戻すための取り組みだ。
①MTAは予算通過後2カ月以内に無料化する路線を決定
②MTAは無料バス運行に、1500万ドルを超える予算を費やしてはならない
③無料バス路線は、他のバス路線と道路空間を共有することはできない
―などが求められる。
継続期間は、6~12カ月だけで、ホークル氏が以前発表した2年間の試験的実施よりはるかに短い。
マイク・ジアナリス上院副議長によると、1年を超える試験的プログラムを実施するには、MTAは連邦環境再調査を完了する必要があり、プログラムの開始が遅れるからだという。
パイロットプログラム終了後も、MTAが無料バスの運行を2025年まで延長することを知事は期待している。
無料バスに加え、ホークル氏はバスの走行を妨げる違反を対象とした「NYC自動バスレーン取締り (ABLE)プログラム」を拡大し、運行の改善、事故削減など、利用者の安全性向上に努める意向だ。(5日、シークレットNYC)
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