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ゴッホが魅せられた「糸杉」作品が集合
22日からMET美術館で特別展

ゴッホが晩年の約2年間魅せられた南仏の「糸杉」。この糸杉に焦点を当てたメトロポリタン美術館(MET)の特別展「ヴァン・ゴッホの糸杉」が22日にオープンする。
糸杉を中心にしたのは初めての試み。「糸杉のある麦畑」や「星月夜」などの名画40点が並ぶ。「今年は、ゴッホ生誕170年。夢がかなった」と語るのはMETのディレクター、マックス・ホレイン氏。「ゴッホの創作プロセスを間近に見ることができる一生に一度見られるかどうかのチャンス」と指摘している。
糸杉はフランスのプロバンス地方を代表する樹木。ゴッホは1888〜90年にその地で過ごし、糸杉をモチーフとする作品を残している。糸杉を描くことの「必要性」を説いた書簡も残っている。展示は1888年2月〜89年5月のアルルでの初期作品、89年6月〜9月のサン=レミ療養所内での作品、89年10月〜90年5月のサン=レミで闘病生活を送りながら屋外で描いた写生画の3部構成だ。
糸杉は何世紀にもわたり「死、復活、不死」の象徴とされてきた。プロバンス地方では寒さや強風から人々を守る役目も担っている。ゴッホは「自然の持つ『耐える、慰める』といった側面に対する深い感謝の念」を糸杉に感じたのだとMETは説明している。特別展は8月27日まで。(15日、タイムアウト)

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