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ペット愛好家にとって、ニューヨーク市が最も飼いにくい都市の一つにランクされたことが、民間調査で明らかになった。マンハッタン区にあるアパートなどの家賃が極めて高額なことに加え、毎月250ドルに上るペット向け家賃を追加で支払う必要があるためだ。さらに、獣医に対する診察費用、大気質の悪さ、一人当たりの屋外公園の少なさ、ペットを飼えるアパートが少ないことなどから、100都市中95位だった。

ニューヨーク市の賃貸料は今年7月、昨年同月と比べ9.3%上昇。犬を一時的に保護するシェルターでは、受け入れる犬が増加しているという。専門家は、背景にニューヨークの急激な物価上昇があるとみている。
調査では、ペットを飼うのに最適とされ、1位を獲得したのはバージニア州リッチモンドで、他の大都市と比べて生活費や獣医代も安く、空気の質も良い上、一人当たりの公園数も多い点が評価された。
ワースト1は、ロウワーマンハッタンのハドソン川対岸に位置するジャージーシティ(ニュージャージー州)。他に、カリフォルニア州アナハイム、ハワイ州ホノルルなどが最下位周辺にランクされた。調査は、1ベッドルームの家賃中央値やペット飼育ができるアパートの割合、獣医の費用、大気質指数、人口あたりの公園などから順位化した。(18日、ニューヨークポスト)
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