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市の老朽化した水道管、
設置から百年以上
タイムズスクエアの破裂で浮き彫りに

タイムズスクエア付近で29日、水道管が破裂した事で、市の水道インフラの老朽化が浮き彫りになった。市の水供給は、百年以上前の水道管に依存している。同日午前3時ごろ、7アベニューと西40丁目でその内の1本が破裂。約180万ガロンの水が溢れ出て、周辺の地下鉄や道路が水浸しになった。市当局によれば、破裂した20インチの水道管は127年前に設置されたものだという。
米土木学会が発表したデータによれば、市にある6800マイルの水道管の40%が、米国が第二次世界大戦に参戦した1941年以前に設置されたものだという。専門家らは長年にわたり、市の指導者らに対し、水道官老朽化問題をより深刻に受け止めるよう呼びかけており、古い水道管を早急に交換しなければ、大きな破裂が頻繁に起こるようになると警告していた。
環境保護局によれば、市では過去3年間に、毎年400件以上の水道管破損が記録されている。1月に発表された市長の予備管理報告書によると、アダムズ市長の就任以来、市は、より多くの歩行者用スロープの建設と雨水管のアップグレードに予算を配分したため、老朽化した水道管の交換が遅れているとされる。2022年7月から10月までに市内で交換された水道管は、前年同時期比で71%減少していた。(30日、ゴッサミスト)
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