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60丁目以南の通行料、15ドル
NJ州、受益者負担に沿わず依然反発

マンハッタン区の60丁目以南に乗り入れる車両に「通行料」を課すとしたニューヨーク都市交通局(MTA)の計画を巡り、ニューヨーク市当局は11月29日、当初の計画に基づき、来春から15ドルを徴収するとの意向を示した。収入として年間約10億ドル(見込み)を、ニューヨーク市の地下鉄とバス網の改善費用に充てるという。ニューヨーク・タイムズが11月29日、伝えた。
報告書によれば、乗用車は1日1回、60丁目以南に入る際、15ドルの通行料を支払う。タクシーは1回につき1.25ドル、ウーバーやリフトなどのライドシェアは1回当たり2.50ドルが加算されるとしている。これらの通行料について、早ければ来年早々にも正式に決定する見込みだ。MTAは、料金徴収に必要な電子機器のうち、既に6割を導入したという。
この計画を巡っては、甚大な影響を受ける隣接ニュージャージー州が激しく反発しており、法的措置を講じている。他州の人々から主として通行料を徴収し、自州の渋滞解消と排ガス削減を実現するだけでなく、地下鉄やバスなど交通網の改善にまでつなげようとするニューヨーク州の強硬な姿勢に対し、ニュージャージー州は受益者負担の考えに一切沿っておらず、全く容認できないとの意向を今後も崩さない構えだ。
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