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校舎をよりエコに、安全に
10代の若者、改修を市長に要求

ニューヨーク市内のティーンエイジャーのグループが公立校の校舎をより安全に、より健康的に、より環境保護型に改修するようアダムズ市長に求める運動を開始した。
このグループは「TREEage」という名の環境保護団体連盟の一部。学生が中心となり、エコ改修の必要性を訴える動画をSNSに投稿したり、環境保護の観点から各校をAからFまでに評価したりするよう呼びかけている。すでに、ヘルズキッチンにあるビーコン高校に通うズズ・カディアーさんは、隣接するタクシー整備工場から排気ガスが地下に流れ込み昨年18回も避難したとSNSに投稿。「毎日、汚れた空気を吸わざるを得ず」、生徒は頭痛や吐き気を訴えているとしている。
アダムズ氏は2022年10月、40億ドルの予算で100校を電気暖房に切り替えるほか、30年までに電気のみを使用し脱炭素化を図る学校を建設すると発表した。大気汚染源として問題視されている第4番灯油の使用中止やLED電球への変換も約束した。市教育局広報官も「持続可能性と公平な環境保護は公立校の優先事項だ」と話している。
TREEageは「それでは不十分」と反論。30年までに500校の電化や40年までに地球温暖化ガス排出ゼロを目指すよう提唱している。動画のSNS投稿キャンペーンは2月2日まで。#MayorAdamsFixMySchool #GreenHealthySchoolsを付けるよう求めている。(8日、ゴッサミスト)

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