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タイムズスクエアで移民が発砲
ベネズエラからの15歳万引き犯

タイムズスクエアのスポーツ店で女性を撃ち、警官に発砲した万引き犯が9日午後、ウエストチェスター郡ヨンカースで逮捕された。ニューヨーク市警(NYPD)は、容疑者がベネズエラから来た15歳の移民であることを明らかにした。
同日午後7時頃、ブロードウェイと西41丁目にある「JDスポーツ」店内で、警備員がジャケットを万引きした疑いのある3人の若者を呼び止めた。盗品が入ったと思われる袋を引っ張ると、白ずくめの服を着たジーザス・アレハンドロ・リバス=フィゲロア容疑者(15)が45口径の銃を取り出し、警備員に向かって発砲。警備員には当たらず、ブラジル人観光客の女性(38)の左膝に当たった。女性はベルビュー病院で治療を受けたが、命に別状はない。
万引きに関与した別の15歳の少年は捕まったが、同容疑者は47丁目と6番街に向かい逃走を続け、追ってきた警官に向け2発発砲。同被告には、1万3500ドルの報奨金がかけられ、同日、万引きに関与した3人目の容疑者と共に逮捕された。同容疑者はベネズエラ出身で、昨年9月に米国に到着して以来、西70丁目のホテルの移民保護施設で生活。1月27日にブロンクス区で起きた武装強盗の容疑者でもある。 この事件は、何千人もの亡命希望者が市内に流入する中、治安に対する懸念が沸騰する中での出来事だった。(9日、パッチ)
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