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メイシーズ、150店舗を閉鎖へ
3年間で、業種転換を図る

大手百貨店のメイシーズは27日、全店舗の約3割に当たる約150の不採算店舗を整理し、今後3年間で閉鎖すると発表した。残る350店舗は、メイシーズとしてアップグレードする。合わせて、新たに小型店舗をオープンする一方、ブルーミングデールズとブルーマーキュリーの出店を加速させ、業種転換を図る意向だ。
今月4日に就任したばかりのトニー・スプリングCEOは「これは単なる縮小ではない」と強調。最近四半期の売上高は、事前予測を上回っているほか、利益も予測よりも上回ったとしている。メイシーズは、地方百貨店の合併を重ねてきた。2019年は、メイシーズ単体で643店舗、グループ全体で870店舗を展開してきた。
閉鎖を予定する約150店舗を巡っては、総面積の約4分の1に相当するものの、売上高ベースで見れば、10%未満とされる。店舗と配送センターを26年末までに閉鎖することで、6億~7億5千万ドルの支出圧縮を見込む。
今後の展開として、同社は向こう3年間で、ブルーミングデールズ関連の15店舗、ブルーマーキュリー30店舗の新規出店を計画。30に上るブルーマーキュリー店舗の改装に乗り出す。昨年10月時点で、ブルーミングデールズは約60店舗、ブルーマーキュリーは約160店舗を数えている。(27日、ウォール・ストリート・ジャーナル)
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