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客に代わって順番待ちの行列に並ぶ「ラインシッター(並び代行)」というサービスをご存じだろうか?

並び代行サービス「Same Ole Line Dudes」は、行列に並ぶ時間がない客や列に並びたくない客に代わって、人気レストランのテーブル待ちや、新作の靴やアップル製品の購入、高級ブランド店のサンプルセールやブロードウェイのチケットをゲットするために、行列に加わる。トランプ元大統領の罪状認否の傍聴のために雇われた人もいる。
サービスの利用は簡単で、リクエストを提出するだけだ。ラインシッターが仕事を受託し、客が全額を支払うと、ラインシッターは列に並び、客に知らせる。基本料金は50ドルで、待ち時間が長くなると1時間経過するごとに25ドルが加算される。サンプルセールやクロナッツの列に並ぶ場合は、料金が65ドルに跳ね上がる。レストランでのテーブル待ちは55ドル。チップは歓迎される。また、悪天候の日や休日、ラッシュアワーや夜間のリクエストなど、追加料金が発生する場合もある。
ラインシッターが商品を購入し客に届ける、また必要となれば州外まで配送するプレミアムサービスもある。集客には困らないが、企業や列に並ぶ一般の人々からの批判も集めており、NBCの人気長寿番組「サタデーナイトライブ」はラインシッターを全面的に禁止している。(10日、ゴッサミスト)
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