200種類を超える言語が飛び交うニューヨーク市。投稿サイト「レディット(Reddit)」によると、言葉と言葉がぶつかって、市内で新語が誕生している。30日、タイムアウトがよく使われる12の言葉を選んで紹介した。

「YERRRRRR(YERRR)!」は「How are you?」「What`s up?」程度のあいさつ。「YERRR!」とより大きな声で返す。「Up the river」は「監獄行き」。昔、市内から犯罪人がハドソン川を上ってシンシン刑務所に送られたことによる。「Buggin’」は「いら立つ」「パニくる」。「Bug」に由来するスラング。「I am buggin’ (イラつくぜ)」のように自分のことを言う場合にも使われる。
「Brick」は「寒い」「冷たい」。「It`s brick today(今日は寒いね)」のように使う。レンガの感触やレンガ造りの建物の中がヒンヤリしていることから。「Glitch」は「故障」「問題」。イデッシュ語で「過ち」などを意味する「Glitsh」から。東欧などから移民したユダヤ人が使った放送業界用語がコンピューター業界に転移。「86‘d」はレストランやバーで「品切れ」「客の出入り禁止」などの意味。禁酒法時代、スピークイージーだったグリニッジビレッジ、ブレッドフォード・ストリート86番地の「チュムリーズ」にちなむ。
「Deadass」は「本当に」。ニューヨーカー特有で「Seriously」の代わりに使う。「This problem is deadass hard(とても難しい)」のように。「Gridlock」は「交通渋滞」。1980年の公共交通機関労働者のストライキの時から一般的に。党派闘争で「政府機能がストップする」にも使われる。「Fuhgeddaboudit」は「Forget about it」のニューヨーク版。
「Jonesing」は「強く欲しがる」。ヘロイン利用者がたむろしていたマンハッタンのジョーンズ・アレーまたはグレート・ジョーンズ・ストリートから。「You good. (?)(!)(?!)」はイントネーション次第で「Are you OK?」「Don’t worry about it」などの意味。「Stoop」はアパートの入り口までのポーチや階段。オランダ語で「階段」を意味する「Stoep」から。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで









