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ニューヨーク州で2021年、マリファナが合法化されたことは大きな変化をもたらした。合法的な店舗は爆発的に拡大した一方、規制がかからない市場との競争に直面する。免許取得に時間がかかる上、規則が厳しく州からの財政支援も約束されていなかったため、当初は非合法な店舗が優勢だった。当局はここ数カ月、非合法店舗の取り締まりに乗り出したものの、数千店が引き続き営業を続けている。ニューヨークタイムズが20日、伝えた。
「死角はない」。クイーンズ区の薬局「テルプブロス」の共同経営者、ジェレミー・リベラさんは、州が課す厳しいセキュリティ要件を満たすため、店内を隅々までカバーするカメラと、60日間にわたって映像を保存するシステムに約6万8000ドルを投じた。内部改装費やウェブサイトのデザイン、ショールームのキャビネット代などにも多額の投資をした。それでも利益を上げている。マリファナが高価なためだ。
同店の7月の売り上げは85万ドルに上った。3.5グラムのマリファナが入った瓶の値段は60ドル。ストックルームにはマリファナを瓶に詰めた約640種類の商品(約2万ドル)をそろえる。リベラさんが最も懸念しているのは、市場の拡大に伴う値下げ圧力だ。それに対し、大量注文した客とは値引き交渉をすることで先手を打とうとしている。
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