物価高騰の折、「誰がサンドイッチに20ドルも払えるか」と怒るのはマルコ・ロンバルディさん(32)。ニューヨーク市内の格安グルメをインスタグラム(@marcoworldnyc)で紹介して22万5000人のフォロワーがいる。ロンバルディさんによる「5ドル以下で食べられる店5選」を16日、ニューヨークポストが伝えた。

クイーンズ区コロナプラザの「Tacos Al Gusto」(102-96 Roosevelt Ave.)。このフードカートはタコスが5つで5ドル。コミュニティを支えている。おすすめは豚肉を使った「タコス・アル・パストール」。
マンハッタン区インウッドの「Elsa La Reina de Chicharron」(4840 Broadway)。よく煮込んだ鶏肉がホロリと骨から崩れ落ちる。ライスとビーンズを加えたランチスペシャルは「とっておきのドミニカ家庭料理の味」。
チャイナタウンの「Wah Fung No.1」(79 Chrystie St.)は行列ができる。ジューシーなチャーシュー丼が5ドルでボリュームも満点とあれば当然といえる。
ハーレムの「Color World」(305 E. 116th St.)はジャマイカ料理のフードトラック。スパイスやハーブ入りのソースに漬け込んだチキンをグリルで焼いたジャークチキンは絶品。辺りを漂う香ばしい匂いが食欲をそそる。
ブルックリン区グリーンポイントのジュビリー・マーケット・プレース内にある「20 Gram Cafe」(14 West St.)。小型のバーガー「スライダー」が2.55ドル。「これを食べるの」と疑心暗鬼に駆られていたあなたも、一口食べれば「誰がこんなにおいしいものを作っているの」と知りたくなること請け合い。
ロンバルディさんは市運輸局に勤めていたが、ギャンブルで15万ドルを失った。蓄えが底を尽いた時にたまたまいたのがチャイナタウン。7ドルでおいしい中華料理を食べて「人生が変わった」。それから格安グルメ探し出し、SNSに投稿してインフルエンサーに。今ではPoland Springなどと提携するまでになった。「安かろう悪かろうと思うのは大間違い」がモットーだ。お試しあれ。
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