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アンリの影響で記録的な大雨
1日半の降水量、2カ月分に相当

熱帯性低気圧「アンリ」の影響により、ニューヨーク市は先週末、記録的な大雨に見舞われた。ニューヨーク・タイムズが24日、報じた。
セントラルパークで21日午後10時から午後11時まで、1時間あたりの降水量として観測史上最多の1.94インチ(約49ミリ)の雨が降った。21日全体では4.45インチ(約113ミリ)の雨が降り、8月21日の1日の降水量として過去最多を記録した。翌日の降水量は2.67インチ(約68ミリ)で、史上もっとも多くの雨が降った8月22日となった。
この大雨の影響で、観測史上5番目に雨の多い8月となり、史上3番目の降水量を記録した7月とあわせて、史上2番目に雨の多い夏となった。23日午後の時点で、23.36インチ(約593ミリ)の雨が記録されている。セントラルパークには、21日夜から23日朝までの36時間だけで、8.05インチ(約216ミリ)の雨が降った。これは、1日半の間に約2カ月分の雨が降ったに等しい。これが雪であった場合、9フィート(約274センチ)近くに達していたことになる。
市の旧式の複合雨水管システムは、1日に38億ガロン(約136億リットル)の水しか処理することができないため、雨水だけを処理するパイプの並列システムを構築している。ただ数千マイルにわたるため、完成まで数十年かかるとみられている。
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