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ウォーホルの作品、千点を販売
250ドル、本物は1つだけ
ブルックリンを拠点とするアーティスト集団「MSCHF」は25日、ポップアートの巨匠、アンディー・ウォーホルの作品千点を、1点わずか250ドル(約2万9千円)で売り出した。そのうち、本物は1点だけだという。CNNが26日、報じた。
MSCHFは、ウォーホルが1954年に制作したペン画「妖精たち」のオリジナルを2万ドル(約230万円)で購入した。デジタル技術とロボットアームを駆使して、正確に模倣。熱と光、湿度を使い、人工的に紙を劣化させた。これら偽物999点と本物1点を混ぜ、「たぶん本物のアンディー・ウォーホルの『妖精たち』」と名付けて販売を始めた。作品そのものよりも、作品の真贋や作者に関心がある業界をからかうのが目的としている。
また、ウォーホルの作品を買う余裕がない層にも手が届くようにしたり、1つの作品の価値を破壊するだけでなく、千人の購入者全員が共同で所有するというまったく新しい作品を生み出したりするのも狙いだ。完売すれば、オリジナル作品購入にかかった費用の12倍以上を売り上げることになる。
約20人で構成されるMSCHFは、ラッパーのリル・ナズ・Xとタッグを組み、ナイキのスニーカー「エアマックス97」のエアー部分に本物の人間の血が1滴入った改造版「サタンシューズ」を制作・販売しナイキから提訴されるなど、悪名高い集団とされる。
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