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NY市民の55%「悪影響受けた」
新型コロナ、睡眠不足や孤独も

新型コロナウイルスの感染拡大から1年半が経過した中、ニューヨーク市民の半数以上にあたる55%の人が、パンデミックは精神的な健康に悪い影響を与えたと回答したことが民間調査で明らかになった。amニューヨークが1日、伝えた。
調査は10月に実施。メンタルヘルスの専門家に相談することが自分の人生にプラスの影響を与えると答えた人は、65歳以上で33%、18~34歳は73%となり、若者の方が相談を肯定的に捉えていることがうかがえる。調査では、市民が睡眠不足に陥り、孤独を感じたり、不安になったりしている点も浮き彫りになった。
コロナで深刻な被害を受けたニューヨークを全米のデータと比較すると、市民が顕著に被害を受けたことが示されている。パンデミック中に孤独を感じた人は、全米の41%に対し、49%、パンデミックで不安を感じた人は全米が54%、ニューヨークは63%。不眠症の人は全米48%よりも6ポイント高い54%で、いずれも全米を上回っている。
調査を行った「メトロプラスヘルス」の社長兼CEO、タリア・シュワルツ博士は「今回の調査で、すべての米国人がパンデミックの影響を感じていることがわかった。影響は性別や世代、地域によって大きく異なっている」と強調している。
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