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集合住宅での防災 怖い煙や有毒ガス
27日夜、マンハッタンとスタテン島

ブロンクス区で9日に発生したマンション火災の原因は電気ヒーターの不具合。住民がドアを開けっぱなしにして逃げたため、煙や有毒ガスが建物内に広がって被害を大きくした。ミッドタウンにあるニューヨーク消防局(FDNY)の教育施設「ファイヤーゾーン」で10日、地元放送局CBSニューヨークが防災の心得について話を聞いた。
FDNYのマイケル・コゾ隊長は「電気ヒーターの周囲3フィートには物を置かないように」と注意する。安全性の高いアンダーライターズ・ラボラトリーズ・インク(UL)認証付きのものを使用し、就寝時には付けっぱなしにせず消すこと。火事に備えてあらかじめ避難ルートを確認し、建物が耐火構造かどうか知っておくことも大切だ。耐火構造であればアパート内に残って救出を待つという選択肢もある。コゾ氏は「ドアの隙間にダクトテープを貼ったり、濡れたタオルで目張りをすれば煙の侵入を防げる」と説明する。
建物の構造に関わらず、できるだけ多くのドアを閉めて避難する。「ドアを開けたままにすると煙や有毒ガスが階全体に広がり、誰かが非常階段のドアを開ければ階段からビル全体に充満する」とコゾ氏は警告する。ニューヨーク市内のアパートビルの住民には、毎年、防災ガイドが送られてくる。ガイドを確認し、火事が起きたらすぐ911に連絡を。
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