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ゲフィン・ホール、この秋リニューアル
「ニューヨーカーにインスピレーションを」


リンカーン・センターは9日、ゲフィン・ホールの改修工事をこの秋に完了すると発表した。同日、ニューヨーク・タイムズが報じた。
予算は5億5000万ドル。メインホールの音響効果を改善し、座席を2700席から2200席に減らした上でステージを囲む列を追加する。ステージを25フィート前にずらしたこともあり、観客との距離は30%短縮した。さらに、ロビーなどの公共スペースを拡張。ロビーの壁一面に50フィートのスクリーンを設置し、教育プログラムなどに利用するイベント会場も新設した。
同センターのティムズ社長兼最高経営責任者(CEO)は「ニューヨークの持てる力を結集させて、予定より2年前倒しした」と述べ、「全てのニューヨーカーにインスピレーションを与えるものになる」と加えた。この日の記者会見にはホークル知事とアダムズ市長も出席。アダムズ市長は「教育、経済、精神衛生など、変調をきたしているものが多々ある。芸術を通して調律する時がきた」とコメントした。
同ホールは1962年に完成。ニューヨーク・フィルハーモニックの本拠地として、76年からエイブリー・フィッシャー・ホールの名前で親しまれた。2015年、映画界の大御所、デイビッド・ゲフィン氏が1億ドルを寄付して改名した。市に6億ドルの経済効果をもたらし、6000人を雇用している。





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