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ニューヨーク市在住の13~17歳の生徒を対象とした無料のメンタルヘルスサービス「NYC Teenspace」について、14日付のチョークビートが紹介している。
現在、市の公立校のカウンセラーは、生徒272人につき1人の割合で、認可を受けた者はさらに少ない。昨年の調査によると、十代の約半数が軽度から重度のうつ症状を経験していた。
アダムズ市長と市保健精神衛生局(DOH)が昨年11月に開始した同サービスでは、安全なプラットフォーム「Talkspace」を通じて、生徒と有資格セラピストを結び付ける。13言語でコミュニケーションができ、120言語の翻訳サポートが利用できる。利用者の半数以上は、メッセージのみでのやりとりを希望しているという。ストレスの原因や生活の質を向上させる方法について話し合い、深い呼吸法、段階的な筋肉弛緩法、思考停止法、コミュニケーションスキルなどを学ぶ。
これまでに1万6000人以上が同サービスに登録。初期のデータによれば、65%が精神面の改善を報告し、その数は増えている。ブルックリンやブロンクスといったサービスが行き届かない地域での登録数が多く、利用者の60%が黒人やヒスパニック系だという。学校や移民ステータス、収入レベル、保険加入の有無は問わないが、同意を得るには保護者の情報が必要だ。特別な事情があれば、州法により免除が認められている。
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