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アメリカ国内線への搭乗や、特定の連邦施設に入場を希望する人は来年5月7日までに、搭乗時や入場時に提示が求められる「リアルID」を取得しなければならない(ただしパスポートでも代用は可能)。残すところあと半年。ニューヨーク州は、期限直前になるのを避けるため、早めに対応するよう呼びかけている。ゴッサミストが3日、伝えた。

2025年5月8日以降は、リアルIDまたはパスポートのいずれも所持しない人は、国内線の飛行機に搭乗できない。また、連邦政府の建物にも入れなくなる。既にリアルIDを取得している人は問題ない。ニューヨーク州では保持している身分証明書が最新のものかどうかを改めて確認するようアドバイスしている。
ニューヨーク州でリアルIDを取得するには、車両管理局(DMV)を直接訪れ、窓口で氏名とソーシャル・セキュリティ・ナンバー(SSN)、州内に居住していることを証明する書類などの提示が必要。書類が要件を満たしているかどうかを確認する事前審査サービスも用意している。氏名を変更した人は、追加書類の提出を求められる場合があるので注意が必要だ。期限が迫る中、DMVは駆け込みで申し込む人が多数に上ることを想定し、空港や州立公園、図書館などでも対応できるよう人員を配置する予定。
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