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ニューヨーク市で6日、銃撃事件が相次ぎ、合わせて3人が死傷した。ニューヨーク市警察(NYPD)の調べによると、アッパー・ウエスト・サイドで2人が銃撃され負傷。2時間後には、イーストニューヨークで3人目が銃撃を受け、けがをした。NYPDは銃撃犯の捜査を続けているものの、逮捕者は出ていない。ゴッサミストが6日、伝えた。

これに先立ち、ニューヨーク市内では年明けから銃乱射事件が頻発しており、NYPDは警戒を強めている。アッパー・ウエスト・サイドの発砲事件は、6日午後7時45分ごろに発生。「暴行」との911番通報を受けた警官が駆けつけたところ、全身に銃弾を受けた少年2人を見つけた。2人とも地元の病院に搬送されたが、容体は安定しているという。一方、イーストニューヨークの銃撃事件は、同日午後9時半ごろ、16歳の少年が左腕と股間を撃たれた。病院に搬送されたが、回復の見込みだという。
アッパー・ウエスト・サイドの北端を管轄する24分署での発砲事件はかなり珍しく、昨年1年間(12月29日まで)に起きた発砲事件は4件にとどまり、2023年の6件から減少。これに対し、イーストニューヨークの事件が起きたエリアの管轄にあたる75分署では、昨年1年間(12月29日まで)で51件に上る発砲事件が発生した。
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