
スーパーマーケット大手「トレーダージョーズ」はアメリカ国内に約600店舗を展開する。品質が高く、価格が手頃となれば、ニューヨーカーが殺到するのも当然だ。ゆえに最も繁盛している店舗はニューヨーク市内にある。シークレットNYCが13日、伝えた。
その店とはアッパーウエストサイド72丁目店。ブロードウェイとの角にある。「世界一の繁盛店」のタイトルを保持するが、トレジョは現時点では海外に進出していない。72丁目店は入り口のフロアを除いて2階に分かれている。そのため、エスカレーターを4基、エレベーターを2基備えている。レジ数も従業員数も平均的なトレジョ店舗の3倍だという。
1967年にカリフォルニア州で開業したトレジョ。品ぞろえ、従業員、インテリアも店舗のある地元に合わせるのが特徴だ。最もユニークな店舗もニューヨーク市内にある。ブルックリンのコートストリート店はかつては銀行だったという石造りの堂々とした建物をスーパーに改装。店内に銀行時代の名残りの大金庫がある。
さらにニューヨーク市から車で4時間弱のマサチューセッツ州ボストンのダウンタウンに「既知の宇宙で最も小さいトレジョ」がある。ボイルストンストリート店で5200平方フィート。ニューヨーク市内のソーホー店でも1万9000平方フィート。平均1万〜1万5000平方フィートという中にあって、極端に狭い。
2001年にオープンしたこの店、狭い入り口を入るとエスカレーターがあり階下へ。通路は数本、レジは8台。スペースも狭いが品ぞろえは意外と豊富だが、混みだすと入場制限が始まる。入場制限は他店でもあるというが、ボイルストンストリート店では行列客にチョコレートを配るという“サービス”が付いてくる。ボストン観光のついでに立ち寄ってみてはいかが。

編集部のつぶやき
トレジョの72丁目店、よく通っていたが、使い勝手は不便。Upper West Sideと立地がいいため住民が押しかける。それが世界一の混雑とは…。誰かニューヨーク市内でいちばん空いているトレジョを教えてください!(K.T.)
関連記事
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








