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雇用側が求人広告を出したものの、採用するつもりのない求人である「ゴーストジョブ」が、オンラインで募集される求人のうち22%を占めることが分かった。
採用プラットフォームのグリーンハウスが過去1年間にわたり、顧客企業の求人広告と採用活動を調査したところ、偽の求人広告が横行している実態が判明した。こうした姿勢は就職希望者を落胆させるだけでなく、雇用主に対する不信感を増長させている。 ウォール・ストリート・ジャーナルが12日、伝えた。

5件に1件に上っている状況を踏まえ、グリーンハウスとビジネス・ネットワーキングサイトのリンクトインは採用を望む人に対して、より良い情報を提供するため、求人情報に確認済みというタグを付け始めた。
企業側にとって、ゴーストジョブを出す背景には、成長していないにもかかわらず雇用を求めていることによって、成長しているかのように見せかけたいなどの理由があるという。
では、ゴーストジョブが否かを見抜くためには、どうすればいいのだろうか。AIを使って履歴書を求人条件に合わせるウェブサイト、キックレジュメのピーター・デュリスさんは「見分けるための完璧な方法はない」と指摘するものの、数カ月前に掲載された求人情報などについては注意が必要だ。
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