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９日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、ブルックリン区の警察署の駐車場で妊婦が産気づき、２人の警官の助けにより無事に出産したという。
この２人の警官は、マシュー・ブレイディ巡査（29）とマイケル・ルネッタ巡査（35）。７日の午後６時半ごろ、同区ベンソンハーストにある第62分署の駐車場に入ってきた車が、大きなきしむ音を立てて止まった。すると女性が、「妹が産気づいている！」と叫びながら署に飛び込んできたという。
外に飛び出した２人は、車の後部座席で妊婦を発見。そのとき既に出産が始まっており、「考える暇などなかった」と振り返る。ブレイディ巡査は高校の保健の授業で見た出産ビデオを思い出して、妊婦にいきむよう促したといい、間もなく女児が誕生した。新生児を取り上げたブレイディ巡査は、看護師の彼女から「準備ができた」と喜ばれたという。
救急車で病院に運ばれた母子の健康状態は、ともに良好。生まれた女児はノーアと名付けられた。同署のツイッターに投稿された写真には、ノーアちゃんとともに映る２人の笑顔が写っている。２人はヒーローと呼ばれたが、「陣痛に耐えたお母さんこそ真のヒーロー」とフレイディ巡査は述べた。
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