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10日付のニューヨーク・タイムズによると、ニューヨーク市保健衛生局(DOH)は9日、ジカ熱感染の検査対象を拡大し、流行地域への渡航歴がなくても、ジカ熱と思われる症状がある人は積極的に検査を受けるよう呼び掛けた。
DOHによると、これまでの検査対象は、ジカ熱流行地域への渡航歴がある人とそのパートナーに限られていた。しかしフロリダ州マイアミでは、地域内で蚊に刺され感染したと思われるケースがこれまでに21件発生しており、依然感染者数が増加しているため、このほど検査対象の拡大を決定したという。
またDOHは、ジカ熱流行地域や、デング熱やチクングニア熱など蚊が媒介となる伝染病がこれまでに流行した地域からの移民が多い地域を中心に、市内の病院21カ所を「ジカ熱対策センター」に指定し、専門的に対策に当たる体制を整えた。
DOHのジェイ・バーマ医師は「市内で蚊に刺されて感染する確率はかなり低いと考えているが、渡航先で感染したケースは多数報告されており、充分な対策が必要」と警告した。
ジカ熱の典型的な症状は発熱や発疹、関節痛、結膜炎などだが、感染者の80%には症状が出ないといわれている。
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