2016年8月22日 NEWS DAILY CONTENTS

ライバル候補に全額寄付 ブルックリン区の宝石店

 18日付のエーエム・ニューヨークによると、ブルックリン区の宝石店が、共和党のドナルド・トランプ大統領候補の娘、イバンカさんから受け取った購入代金を、民主党のヒラリー・クリントン候補のキャンペーンに寄付したことで話題になっている。
 同区グリーンポイントに店を構えるレディ・グレイは、ジル・マーティネリ氏とサビネ・デ・グヤダ氏という2人の宝石デザイナーの店。同店は17日、インターネットでアクセサリーを注文したイバンカさん宛に書いた手紙をインスタグラムに投稿した。2人の名前入りで「お買い上げありがとうございます」と始まる手紙には、「お代は全米移民委員会、銃安全団体そしてヒラリー・クリントン候補のキャンペーンにそっくりそのまま寄付させていただきます」と続く。
 同店は、別の取材で、トランプ候補のキャンペーンには賛同できないとし、「われわれの考えに沿った団体に寄付せざるを得ないという思いに駆られた」と説明した。さらに、「自分の信念を積極的に行動に移せば、誰でも社会に貢献できる」と、信条を強く持つ重要性を語った。
 イバンカさんが購入したのは、小売価格84ドルの金のイヤーカフだった。

ladygreyjewelryのインスタグラムより

ladygreyjewelryのインスタグラムより

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