ニューヨーク州都市交通局(MTA)は2日、ニューヨーク市地下鉄の路線図のデザインを約50年ぶりに一新したと発表した。「見やすい」ことが売りのはずの新路線図だが、地下鉄利用者の反応は「ややこしい」、「金の無駄」と手厳しい。ニューヨークポストが同日、伝えた。

新たな路線図は、MTAのクリエイティブサービス・マッピング部門がデザインしたもので、白地に明るく太い線で市内の各地下鉄路線が示され、駅の外に出ても無料で乗り換えができるハブ駅やバリアフリー化された駅がマークで示されている。
地下鉄の他、アムトラック、メトロノース、ロングアイランド鉄道、およびPATHシステムの路線も表示されており、今後数週間から数カ月の間に、すべての車両と駅に設置される予定だ。
ただ、行政区の輪郭が、旧バージョンで用いられていた地理的に正確な境界線ではなく、グラフィックな形状に変更されているため、距離感がつかめないなど混乱を招き、地下鉄の乗り換えがより分かりにくくなっている。地下鉄利用者の反応は、「ややこしい」、「エレベーターの修理や増設、電車内のホームレス削減、新車両の導入など、他に優先するべきことがある」、「お金の無駄遣い」などと芳しくなく、旧バージョンの路線図の復元を求める声も挙がっている。
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