なぜトンネル内にいたのか MTA作業員事故死で緊急中止発令

Collapse of bench wall and derailment of 2216 G CRS/CHU (operating motor 2902) north of Hoyt-Schermerhorn Sts. at approximately 22:39 on Wed., September 10, 2015. Photo: Marc A. Hermann / MTA New York City Transit
3日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、ニューヨーク州都市交通局(MTA)の作業員2人が同午前12時ごろ、G線のブルックリン区内トンネル内部で作業中に、列車にはねられる事故が起きた。1人が死亡、もう1人は重傷を負った。
線路作業員のルイス・グレイさん=当時(53)=とジェフリー・フレミングさん(49)は同日、もう1人の作業員とともに線路上にいたところ、フォートハミルトン・パークウェーとチャーチ・アベニュー間のカーブを曲がってきた列車にはねられた。
グレイさんは、同区にある搬送先のマイモニディス病院で間もなく死亡した。別の病院へ搬送されたフレミングさんは重傷を負ったが、命に別条はないという。また、3人目の作業員は列車から逃れてけがはなかった。ベテラン作業員のグレイさんらは事故当日、線路脇に安全地帯を設けて作業にあたっていたという。
事故を受け、MTAの広報担当は記者会見を開き、哀悼の意を表するとともに、緊急以外の全ての線路作業を中止する「セーフティー・スタンドダウン」を事故後直ちに発令したと発表した。
現在、なぜ列車の運行中に作業員がトンネル内にいたのかを重点的に調査している。
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