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19日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨーク市で高血圧の患者数が急増していることが、市保健衛生局が発表した最新の報告書により分かった。
市の成人の平均塩分摂取量は、推奨摂取量を40%も上回り、市民の4人に1人が高血圧と診断されている。高血圧は、65歳未満の死因の20%を占める心臓発作や脳卒中を引き起こす原因となる。有色人種や貧困層に多くみられ、黒人の35%、ラテン系の33%で高血圧が確認されているという。一方、白人は24%と比較的低かった。また、貧困度が高い地域では32%が高血圧だったが、貧困度が低い地域では24%だった。
高血圧は、低塩分の食事、健康的な体重の維持、定期的な運動など、心臓に負担を掛けない生活習慣を心掛け、医師から指示があれば降圧薬を服用するなどして、予防や抑制が可能。同局は来年、主要関係者を集め、高血圧患者削減のための市全域に及ぶ対策について話し合う予定だという。
米心臓協会の広報担当で、神経学者のミッチェル・エルキンド医師は、「高血圧の診断と生活習慣の指導や適切な薬剤により、入院や心臓発作、脳卒中、心不全、早死になどを防ぐことができる」と述べている。

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