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16日付のフォックス5によると、ニューヨーク州ロングアイランドのヘンプステッドにあるホフストラ大学法律学部で今春、大麻に関するビジネスと法律の講座が開設されることになり、早くも人気を集めているという。
「最初は一体何を教えるんだろうと思った」と語るのは、法学部3年生のアンソニー・ラーソンさん。「新しい分野でテキストさえない。だからかえって興味を持った」と受講を希望している。この授業を受け持つ弁護士のマーク・ロス氏は、3年前に弁護士が直面する法律や倫理問題の1つとして、法学部で大麻に関して扱ったことがあるという。
医療用としても需要のある大麻が年間数十億ドルという巨大産業になっていることから、産業政策やビジネスの規制という面からも教える。ロス氏は、「これだけ大きな産業が芽生えるというチャンスはめったにないこと」と述べた。ただし、税制面の厳しい規制もある。「通常のビジネスでは費用となるような家賃や賃金は控除の対象とならない。原価とされるものだけが認められる」という。
授業は春の学期に毎週1回。学生と密なコミュニケーションが必要なため、受講者数は25人に限定されるが、同日の時点で受講希望者は40人に達したという。

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